「みなかみ地域エネルギーフェスタ　低炭素社会づくりシンポジウム『地域エネルギーから温暖化を考えよう』 ―利根川上流のみなかみ町と下流の都市部をつないで―」に、当ソーシャルファイナンス支援センター（SFSC)代表理事の澤山弘が招かれ、第２部「エネルギー協同組合と市民出資ファンド」において、「わが国における市民出資ファンドの現状と問題点、打開策」と題して、講演いたしました。

　東京で開催されたこのシンポジウムは、群馬県みなかみ町で、市民主導により木質バイオマスなど地域エネルギーの事業化を進めている「みなかみ地域エネルギー推進協議会」を中心となって進めている(株)りゅういき自然エネルギーが主催したもので、SFSCも支援して参りました（2014.3.31付Topicsをご参照）。

東京でのシンポジウム開催に先立ち、1月24日(土)・25日(日)には、みなかみ町で、２日間にわたって「みなかみ地域エネルギーフェスタ」が開催されています（みなかみ町でのイベントの詳細はこちらをご参照）。

今回のシンポジウムでは、まず第1部で、地域エネルギー事業に取り組むみなかみ町のメンバーから、利根川の上流域と下流域とが連携して低炭素社会づくりを進め地域を守っていきたいとの報告があり、続いて第2部では、ドイツからお越しいただいたヴェッテジンゲン・エネルギー協同組合理事長のディーター・ヘスル氏が「バイオエネルギー村への道」と題して、ドイツでエネルギー協同組合が果たしてきた役割について報告されるなど、多彩なものとなりました。こちらにイベント全体の詳細な報告がアップされていますので、ご参照ください。