一般社団法人 ソーシャルファイナンス支援センター

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「みなかみバイオマスエネルギー協議会」に招かれ、講演しました。

「みなかみバイオマスエネルギー協議会」は、群馬県みなかみ町にお住いの河合純男さんが中心になって、平成25年9月25日に設立された団体です。農林業者、住民、企業、行政、NPO等が協働して、利根川上流域の森林資源・地域資源を活用して木質バイオマス発電等の再生可能エネルギー(再エネ)事業を推進し、農山村の活性化を目指そうとされています。3月30日には、当ソーシャルファイナンス支援センター代表理事の澤山が、同協議会の連続勉強会(こちらを参照)第2回目の講師として招かれ、「地域の“志金”をつなぐ『市民ファンドの組成』」というテーマで話させていただきました。

日本では、一次エネルギーに占める再エネ比率が、この20年間3%未満(その大部分が大規模水力発電)でほとんど変化していないのに対して、ドイツでは11%、デンマークでは23%、スウェーデンでは34%を占めるまでになったこと、しかも、デンマークでは風力発電所の8割は地域住民が所有しており、ドイツでも「エネルギー協同組合」や市民出資ファンドが次々と組成され、個人と農家が再エネ発電容量のほぼ半分を所有していることなどをお伝えしました。

そして、わが国でも、地域の人々が主体になって資金を集め、融資も得ながら再エネ事業を進めていくには、「適格機関投資家等特例業務」の届出による「市民出資ファンド」の組成が有効であることを説明させていただきました。

当ソーシャルファイナンス支援センターでは、同協議会の専門部会委員として、今後とも、バイオマス発電など再エネ事業の具体化に向けて支援していく予定です。

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